Facebookを乗っ取られた可能性があり、急いでパスワードを変更しようとしても、現在のパスワードが分からない、認証コードが知らないメールアドレスへ送られる、変更画面から先へ進まないなど、通常のパスワード変更では解決できないことがあります。
特に、第三者によってパスワードや登録メールアドレスまで変更されている場合は、設定画面から何度もパスワード変更を試すより、Facebookが用意している不正アクセス専用の復旧手続きへ切り替えることが重要です。
一方、まだFacebookへログインできる場合、登録メールアドレスを変更された場合、パスワードリセットの回数制限に達した場合では、必要な対処がそれぞれ異なります。
ここでは、Facebookを乗っ取られた後にパスワード変更できない状態を現在の症状ごとに分け、どの手続きから始めればよいのか、復旧後に何を確認すべきかまで順番に解説します。
Facebookを乗っ取られてパスワード変更できない時はどうする?
Facebookの乗っ取りが疑われ、通常のパスワード変更ができない場合は、以前Facebookへのログインに使ったことがある端末から「facebook.com/hacked」へアクセスし、不正アクセスされたアカウントの復旧手続きを開始するのが基本です。
Facebook公式ヘルプでも、不正アクセスされたと思われる場合は「facebook.com/hacked」へアクセスし、可能であれば以前Facebookへのログインに使用したことがあるデバイスを使うよう案内しています。
つまり、「パスワードを変更できない」という症状だけを直そうとするのではなく、乗っ取りによってアカウントの認証情報そのものが変更されていないかを含めて復旧する必要があります。
まずは、自分が現在どの状態に当てはまるかを確認してください。
| 現在の状態 | 最初に行うこと | 進む手続き |
|---|---|---|
| まだログインできる | アカウントセンターからパスワード変更を試し、不審なログインや登録情報も確認します。 | 「アカウントセンター」→「パスワードとセキュリティ」 |
| パスワードを変更されてログインできない | 通常のログインを繰り返さず、不正アクセスされたアカウントとして復旧します。 | https://www.facebook.com/hacked |
| 知らないメールアドレスへ認証コードが送られる | 以前のメールアドレスにFacebookから登録変更通知が届いていないか確認します。 | 変更通知内の取り消し案内、または不正アクセス復旧 |
| 元のメールや電話番号も使えない | 以前使用した端末からアカウント復旧手続きを開始します。 | Facebookのアカウント復旧ページ |
| リセットを何度も試して制限された | 新しいリセット要求を繰り返さず、制限解除を待ちます。 | 上限到達時は24時間経過後に再試行 |
特に注意したいのは、知らないメールアドレスや電話番号が表示されているケースです。
これは、第三者がFacebookへログインした後、自分の連絡先を追加または元の連絡先を変更している可能性があります。
この状態で通常の「パスワードを忘れた場合」だけを繰り返すと、認証コードが第三者側の連絡先へ送られ、本人がパスワードを再設定できないことがあります。
そのため、乗っ取りの兆候がある場合は、通常のパスワード忘れと不正アクセスされたアカウントを区別して対応してください。
サイト名:Facebookヘルプセンター
サイトURL:https://www.facebook.com/help/203305893040179
資料・記事タイトル:不正アクセスされた場合にFacebookアカウントを復旧する
公開・更新日時:記載なし(確認日:2026年8月10日)
まだFacebookにログインできるのにパスワード変更できない場合
乗っ取られた可能性があっても、スマートフォンのFacebookアプリなどではログイン状態が残っている場合があります。
まだログインできるのであれば、ログアウトする前に登録メールアドレス、電話番号、ログイン中の端末などを確認してください。
Facebookの現在の設定では、アカウントセンターの「パスワードとセキュリティ」からパスワード変更へ進めます。
基本的な経路は、「設定とプライバシー」から「設定」を開き、「アカウントセンター」→「パスワードとセキュリティ」→「パスワードを変更」と進む方法です。
現在のパスワードが分からない場合
第三者によってすでにパスワードを変更されていると、自分が覚えている以前のパスワードを入力しても変更できません。
この場合は、現在のパスワードを推測して何度も入力するのではなく、パスワードを忘れた場合の再設定、または不正アクセスされたアカウントの復旧へ進みます。
ただし、再設定先として表示されたメールアドレスや電話番号が自分のものではない場合は、通常の再設定をそのまま続けないでください。
第三者によって連絡先まで変更されている可能性があるため、「facebook.com/hacked」からの復旧へ切り替えます。
パスワードリセットを何度も試して変更できなくなった場合
Facebookでは、アカウント保護のため、1日にパスワードをリセットできる回数に制限があります。
リセット要求の上限に達した場合は、24時間待ってから再度試す必要があります。
この状態では、認証コードを何度も要求しても解除が早まるわけではありません。
むしろ複数のコードが届くと、どのコードが最新なのか分かりにくくなるため、短時間で再送を繰り返さない方がよいでしょう。
注意点
乗っ取りが進行中だと考えられる場合は、単に24時間待つだけではなく、Facebookに登録しているメールアカウント自体が第三者に利用されていないかも確認してください。
Facebookと同じパスワードをメールサービスでも使用していた場合は、メールアカウント側のパスワード変更やログイン履歴確認も必要です。
サイト名:Facebookヘルプセンター
サイトURL:https://www.facebook.com/help/213395615347144
資料・記事タイトル:パスワードを変更する
公開・更新日時:記載なし(確認日:2026年8月10日)
サイト名:Facebookヘルプセンター
サイトURL:https://www.facebook.com/help/192017664168043
資料・記事タイトル:Facebookのパスワードをリセットできない
公開・更新日時:記載なし(確認日:2026年8月10日)
パスワードを変更されてFacebookにログインできない場合の復旧手順
第三者によってパスワードを変更され、すでにFacebookから締め出されている場合は、通常の設定画面ではなく、不正アクセスされたアカウント専用の復旧ページから始めてください。
Facebook公式では、可能であれば過去にそのアカウントへログインしたことがあるスマートフォン、パソコン、ブラウザーを使うよう案内しています。
普段とは別の端末や場所から復旧を始めるより、Facebook側が過去の利用状況を認識している環境を使う方が適しています。
- 以前Facebookへログインしたことがあるスマートフォンまたはパソコンを用意します。
- ブラウザーを開き、「https://www.facebook.com/hacked」へアクセスします。
- Facebookアカウントに登録していたメールアドレスや電話番号を入力します。
- 対象のFacebookアカウントを特定します。
- 画面に表示される本人確認やセキュリティ確認を進めます。
- 利用できる連絡先が表示された場合は、認証コードなどを使って本人確認を完了します。
- 新しいパスワードを設定できたら、第三者がログインしている端末や登録情報を確認します。
ここで重要なのは、「facebook.com/hacked」が単なるパスワード変更ページではないことです。
乗っ取りによってアカウントの情報が変更された可能性を前提に、安全確認を行いながら利用を取り戻すための入口です。
メールアドレスを勝手に変更されていた場合
Facebookでは、アカウントのメールアドレスが変更された際、以前登録されていたメールアドレスへ通知が送られる場合があります。
Facebook公式ヘルプでは、この通知に含まれる専用リンクからメールアドレスの変更を取り消し、アカウントを保護できる場合があると案内しています。
そのため、乗っ取りに気付いたら、Facebookへ以前登録していたメールアカウントの受信箱を確認してください。
受信トレイだけでなく、迷惑メールフォルダーなども確認しておくとよいでしょう。
ただし、Facebookを装ったフィッシングメールも存在するため、表示されたメールだけを見て本物と判断しないでください。
不審なメールからパスワードや認証コードの入力を求められた場合は、そのまま入力せず、Facebook公式の復旧ページから手続きを開始します。
登録していたメールアドレスや電話番号も使えない場合
長期間使用していないメールアドレスを登録したままだった場合や、電話番号を変更している場合は、パスワードをリセットするためのコード自体を受け取れないことがあります。
また、乗っ取りによって本人のメールアドレスや電話番号が削除されている場合も、通常のパスワードリセットだけでは復旧できないことがあります。
Facebookでは、登録メールアドレスや携帯電話番号へアクセスできない場合のアカウント復旧についても別途案内しています。
この場合も、まず「facebook.com/hacked」を試し、それで復旧できない場合は、以前使用したことがある端末からアカウント復旧手続きを進めてください。
サイト名:Facebookヘルプセンター
サイトURL:https://www.facebook.com/help/132243923516844
資料・記事タイトル:Recover your Facebook account if you can’t access your account email address or mobile phone number
公開・更新日時:記載なし(確認日:2026年8月10日)
認証コードや二段階認証で止まりパスワード変更できない場合
パスワード自体は変更できても、その後の二段階認証で止まり、Facebookへ入れないケースもあります。
たとえば、以前の電話番号へSMSが送信される、認証アプリを入れていたスマートフォンが手元にない、知らない認証方法が表示されるといった状態です。
自分で設定していない電話番号や認証方法が表示される場合は、単なるコード受信トラブルではなく、第三者によってセキュリティ設定が変更された可能性も考えてください。
この場合も、乗っ取りが疑われるのであれば不正アクセス復旧を優先します。
一方、自分で設定した二段階認証であり、機種変更や電話番号変更などが原因でコードを受け取れない場合は、二段階認証の復旧手順として切り分けた方が分かりやすくなります。
また、認証コードを短時間に何度も要求すると、複数のコードが届いたり、セキュリティ上の制限がかかったりすることがあります。
新しいコードを要求し続ける前に、届いているコード、登録電話番号、メールアドレス、使用しているアカウントが正しいかを確認してください。
他人から「本人確認のため認証コードを教えてほしい」と言われても、FacebookやMessengerへ届いた認証コードを第三者へ渡してはいけません。
認証コードは、パスワードとは別に本人であることを確認するための情報だからです。
Facebookアカウントを復旧できた後に必ず確認すること
パスワードを変更できたとしても、その時点で乗っ取りへの対応が完全に終わったとは限りません。
第三者がログインしたままになっていたり、知らないメールアドレスや電話番号を追加していたりすると、再びアカウントへアクセスされる可能性があります。
復旧後は「新しいパスワードを設定したから終了」ではなく、ログイン中の端末、連絡先、二段階認証、メールアカウントまで一通り確認してください。
- Facebook専用の新しいパスワードを設定します。
- 自分のものではない端末やセッションをログアウトさせます。
- 登録メールアドレスと電話番号を確認します。
- 知らないメールアドレスや電話番号が残っていないか確認します。
- 二段階認証の設定内容を確認します。
- 自分が送っていないMessengerのメッセージや投稿を確認します。
- 知らない友達申請やプロフィール変更がないか確認します。
- 連携しているアプリやサービスを確認します。
- Facebookへ登録しているメールアカウントも保護します。
- 同じパスワードを使い回していた他サービスも変更します。
特に重要なのが、Facebookへ登録しているメールアカウントの安全確認です。
攻撃者がメールアカウントにもログインできる状態であれば、Facebookのパスワードを再設定される可能性があります。
メールサービス側でも、パスワード、不審なログイン、転送設定、復旧用メールアドレスなどを確認してください。
また、乗っ取られている間に友達へ不審なメッセージやリンクを送られていた場合は、別の安全な連絡手段から「自分が送ったものではない」と伝えておくと、二次被害を防ぎやすくなります。
身に覚えのない広告費、決済、カード利用など金銭的な被害が確認できる場合は、Facebookの復旧だけで終わらせず、利用しているカード会社や金融機関にも確認してください。
サイト名:Facebookヘルプセンター
サイトURL:https://www.facebook.com/help/213481848684090
資料・記事タイトル:Keep your Facebook profile secure
公開・更新日時:記載なし(確認日:2026年8月10日)
まとめ[Q&A]
Q:Facebookを乗っ取られてパスワード変更できない場合、最初に何をすればよいですか?
A:以前Facebookへのログインに使ったことがある端末から「facebook.com/hacked」へアクセスし、不正アクセスされたアカウントの復旧を開始してください。
通常のパスワード変更を何度も繰り返すより、乗っ取りによって変更された可能性がある登録情報まで含めて確認することが重要です。
Q:Facebookにはまだログインできますが、現在のパスワードが分かりません。
A:パスワードを忘れた場合の再設定を利用できます。
ただし、再設定先として知らないメールアドレスや電話番号が表示される場合は、第三者によって登録情報を変更された可能性があるため、不正アクセス復旧へ切り替えてください。
Q:知らないメールアドレスに認証コードが送られてしまいます。
A:以前登録していたメールアドレスへFacebookから変更通知が届いていないか確認してください。
メールアドレス変更を取り消すための案内が利用できる場合があります。
Q:パスワードのリセットを何度も試したらできなくなりました。
A:Facebookでは1日にパスワードをリセットできる回数に制限があります。
上限に達した場合は24時間待ってから再度試してください。
Q:登録したメールアドレスも電話番号も現在は使えません。
A:普段Facebookを使用していた端末から、不正アクセス復旧またはアカウント復旧手続きを試してください。
登録済みの連絡先へアクセスできない場合は、通常のパスワードリセットだけでは復旧できないことがあります。
Q:パスワードを変更できれば、乗っ取りへの対応は終わりですか?
A:いいえ。
不審な端末のログアウト、メールアドレス・電話番号・二段階認証の確認、登録メールアカウントの保護まで行ってください。
さらに詳しく知りたい方へ
なぜFacebookが乗っ取られたのか、どのような被害が起こるのかも確認したい場合はこちらの記事が参考になります。
パスワード変更後に二段階認証のコードで止まっている場合は、原因別の復旧方法をこちらで確認できます。
乗っ取られたFacebookアカウントを取り戻した後、そのアカウント自体を削除したい場合はこちらの記事が参考になります。


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